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『レディ・ジョーカー』('04・日活)
【あらすじ】ある日、業界最大手として勇名を轟かせている日之出ビールに、1通の脅迫状が届いた。社長の身柄と引き換えに、5億円もの大金を要求する犯人の名は、”レディ・ジョーカー”。だが、その脅迫状は表向きのもので、最終的な要求額は20億円にまで跳ね上がっていく。そして人質は社長ではなく、350万キロリットルのビールに替わり、市場では異物が混入された日之出ビールが発見されはじめ…。
【メモ】『グリコ・森永事件』にヒントを得た高村薫の同名ベストセラー小説を、「OUT」のヒットで知られる監督・平山秀幸&脚本家・鄭義信のコンビが映画化。5人の競馬仲間が、それぞれの屈託した想いを胸に、大企業を向こうに回した大勝負に挑んでいく。キャストは「長崎ぶらぶら節」の渡哲也をはじめ、「漂流街」の吉川晃司など豪華な顔ぶれ。個性派の男たちが、スキャンダラスなクライム・サスペンスを熱演している。 この映画、原作を読んでいない人には物語の”繋がり”を理解するのは難しいだろう。小説を読んでいても、疑問に感じるシーンが多々あった…。 総論的な批評になってしまったが、合田刑事役に徳重総という配役も今イチだったような気がする。脇は分厚いキャストだっただけに何だか勿体なさが残った…
by issa-izm
| 2005-08-10 02:05
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